凰山学園入寮説明会後

−入寮説明会後、麒麟塔食堂−
安東:「マニュアル通りにとは言わないけどな・・」
西藤:「だって、どうせ規則とか読んだって忘れるでしょ」
安東:「オススメなところって言っても、お前の趣味だろう」
西藤:「・・・・安東だって一緒に行ってくれるじゃん」
安東:「お前らしいけどな」(諦めの表情)
西藤:「どうせなら、楽しく寮生活過ごして欲しいしさ」
安東:「わかってるって」(と頭を撫でる)
西藤:「また子供扱いする〜」
安東:「嫌いじゃないだろ?撫でられるの」(にっこりと笑いかける)
西藤:「・・・じゃないけど・・」(上目使い)
安東:「けど?」
西藤:「他の奴にしてもらいたいわけじゃないよ」
安東:「俺だって他の奴にはしない」(微笑)
西藤:「安東がクールなんて嘘だよね」
安東:「親友には嘘言わないだけだろ?」(にやっと笑う)
西藤:「ほんっと、安東って食えない性格」(苦笑)



一原:「あれ?説明会終わったの?」
西藤:「うん、何とかね〜」
竜崎:「お疲れさん。安東もつきあってたのか?」
安東:「危なっかしいからな。何教えるか」
西藤:「ひどいなあ、ちゃんと説明したじゃん!」(上目使い)
安東:「自分のオススメ入りでな」(にっこりと智隼に笑いかける)
西藤:「いいじゃないかーっ、 どうせ校内のことはクラス委員、寮のことはルームメイトが教えるだろ!」
安東:「悪いとは言ってないだろ」(むきになって可愛いなあ、と思っている)
西藤:「さっきからこんななんだよっ!何とか言ってよっ!2人とも」
竜崎:「そりゃ、智隼らしいけど、安東は心配するわけだよな」(こちらも笑っている)
一原:「いいんじゃない?智隼が説明担当になったのって、それ考慮してるだろ?」(にこにこ笑っている)
安東:「固い説明は、望んではいないだろうけどな」
西藤:「フォローになってないじゃない〜」
安東:「智隼らしい説明ってことで」
西藤:「・・・・・」(上目使いで安東を見上げている)
安東:「何?」
西藤:「ちゃんと説明会終わったら、奢ってくれるって言った」
竜崎:「智隼(^^;)そんな約束してたのかよ」
安東:「してたな」
一原:「それでいつもより張り切ってたのか(^^)朝からハイテンションだったもんなあ」
西藤:「ちゃんと説明、した」
安東:「よくできました。もちろん奢るよ」(にっこり)
西藤:「ほんと!?」(ぱっと笑顔満面)
安東:「用意して来いよ。今から出ても門限には間に合う」
西藤:「うん(^^)」
安東:「俺のコートも持って来てくれよ」
西藤:「オッケー♪」(ぶんぶんと手を振る)
竜崎:「安東、甘やかしすぎ・・・・」
一原:「御褒美つけなきゃなんないくらい、心配だった?」
竜崎:「いいよなあ、智隼は」
一原:「愛されてるよなあ、安東に・・・」
安東:「馬鹿な子ほど可愛いって奴かな」(真顔)
西藤:「お待たせっ!はい、コート」
安東:「サンキュ。じゃ、出かけてくるから」
西藤:「行ってきまーす(^^)」
安東と智隼、連れ立って退場。どこへ行こうかと智隼が嬉々として聞いている。



竜崎:「安東、ほんとに智隼といる時だけは表情変わるよな」
一原:「笑顔見せること多いよね」
竜崎:「安東、外に彼女いるって噂もあるけどやっぱり智隼なのかな?」
一原:「それならそれで、行動しそうだよね?安東なら」
竜崎:「保護欲丸出しの、『お父さん』だよなあ・・」
一原:「智隼も本当に安東には甘えてるよな・・・」
竜崎:「羨ましいんだろ?」
一原:「お互い様だろ?」
睨み合うが、ふと溜め息をついてやめる。
竜崎:「俺、部屋帰るわ」
一原:「ああ、僕はもう少しここにいるから、じゃあな」



外は晴れて晴天。
4月の初めのある日、凰山学園入寮説明会の後のことでした。



◆COMMENT◆
ごめんなさい。ちょっとべたべたな2人を書きたかっただけです
これでも普通に親友同士なのですよっ(;;)
今だ恋愛感情無しな2人です


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